JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「『大和の国』の芸術芸能精神の中に魂を吹き込め」





  諸君よ、「大和の国」の芸術とは、「大和魂」、「大和心」をいかに演出し、表現するかということが命なのである。真に一大光明芸術を創るということは、人生以上に人生を深く表現できていなければならない。人間以上に人間が深く掘り下げられていなければならぬ。そこに本物のリアリティーがなければならぬ。人生の真理がなければならぬ。

 「生」と「死」と「新生」をいかに表現できるかということは、決死の覚悟が要るものである。身命を賭して描かなければ、自己の人生について嘘をつくのと同じように、芸術芸能を通して嘘をついてしまうことになってしまうのである。真実が真理として活き活きと躍動していなければ、本当の芸術芸能にはならない。

 かの黒澤明が身命を賭して表現されようとしたのも、人生の真実に基づく真理そのものであり、理念芸術の煌めきそのものである。それは、昭和という時代の方々が、真に体験された真実そのものであり、それ故にこそ、芸術の中に光明が掲げられたといえるのである。

 故に、芸術の中において人生を表現せよ。人生の真理を実現せよ。生身の魂そのものを躍動させよ。その時期に、本当の新時代の運命を開拓するに足る一大光明芸術が創造されうるのである。

 古事記が神々の物語である以上、新時代の古事記が神々の物語である以上、その中に、百年、千年、時代の風雪に耐えうる剛さと美しさを有した一大光明芸術を創造してゆけ。それだけの責任を全うせよ。自覚せよ。結局のところ、作家も、演出家も、役者も、人生の悟りを表現するしか道はないのである。

 かのギリシャのオリンポスの山で繰り広げられた以上の一大光明芸術を創造しなければ、後世への真の遺産は遺せないであろう。その意味において、日ノ本の国の、太陽の国の神々の生命の光明の躍動する息吹きを、真に人間として生きた証を、「芸術」という形式を通して後世への最大遺物となしていっていただきたい。

 真に光ある時に光の内を歩め。光と共に歩め。光と一体となって歩め。光を掲げながら歩め。一大光明芸術の名の下に、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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