JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「『結び』の精神で平成維新を」





 諸君よ、まず、すべての同志の方と「実相」において心を常に一つに結んでおいていただきたい。我々は、「結び」という言葉を古来より「愛」という意味で使ってきた。そして、この「結び」という理念は、日本精神の中でも根本精神の一つである。

 この対極にある言葉が「切る」という言葉である。この「切る」という言葉は、本来日本精神では最も忌み嫌われていた言葉である。

 天上において同志であり、共に「天使の誓い」をなした方々であっても、一度地上に出れば盲目であり、自らの自我に執われ、自らの所属する組織の自我に執われ、ともすればかつての同志との縁を、「現象」の姿に執われて「切る」ことを当然のように思い、実相の「結び」の精神を忘却してしまうことが多い。

 しかし、我々はかかる時に心を空しくして、自らの自我を空しくし、執着を断ち、自分の立場や年齢や経験、そして所属する組織や派閥を超えて、涅槃寂静の境地になって「実相世界」を観じなければならない。

 「実相世界」は「結び一元」の世界である。すべての方が心の奥の奥より同志であり、一つであり、共に愛し合い、生かし合い、睦み合う仲間である。その「実相世界」を常に観じ、忘れず、心の原点とし、そのような「理想郷」、「神の国」を、「大和の心」をもって地上に実現してゆかなければならない。

 地上に降り立つことによって頑なになった一人一人の対立する心を解いていかなければならない。一人一人の誤解する心を解いていかなければならない。そのために「悟り」が必要であり、「愛」と「智慧」と「光明」が必要である。

 我々はこれより、真心よりの「悟り」をもって、一人一人の魂を結んでゆこうではないか。一人一人の魂を、大いなる「結びの精神」のもとに一つにしてゆこうではないか。それが本当の「天下統一」ということであり、「統合と個性の開花」ということである。「一なる天意」のもとに、すべての個性を結び合わせてゆくことこそ、これより後の平成維新であり、新生日本建設の道である。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。





このホームページのトップへ