諸君よ、信ずることは力である。信ずることは生きる力を育む源である。「信なくば立たず」というが、信なくば何事も善転してゆかないものである。しかし、信があれば、そこから何事であろうとも善転してゆくのである。

　故に、まず、天を信じよ。そして、人を信じよ。さらには、世を信じよ。そのためには、まず、自分自身を信じよ。信ずるということは「かくある」現実を信ずることではない。「かくあるべき」実相を信ずることである。「かくあるべき」理念を信ずることである。「かくあるべき」神性仏性を信ずることである。「かくあるべき」理性良心を信ずることである。

　そして、正しい信頼と正しい信念は、圧倒的善念となって、必ずや、あらゆる迷いの産物を本来の無に戻してゆくことであろう。迷いは迷いであるから、本来の光、本来の太陽、本来の実相、本来の理念を掲げられてゆく時期に、自ずから自壊してゆく。

　故に、天の摂理を深く信じ、全託せよ。天の摂理と常に一体となって、人生を歩んでゆけ。さすれば、すべては善転してゆく。すべては、よくなってゆくしかないのである。そのために、天の御心を御心とした不動の光明信念を持ち、自らの天命に邁進してゆけ。

　そして、必要以上に、過去のことにも、現在のことにも執われることなく、大いなる未来へと飛翔してゆけ。大いなる希望の時代へと飛翔してゆけ。大いなる夢の時代へと飛翔してゆけ。太陽の時代、太陽の新時代はこれからであり、これより、かつてのあらゆる文化文明を超えてゆく天の栄光を地上に顕わしてゆくのである。

　そして、至上のジャパニーズドリーム、グローバルドリーム、ユニバーサルドリームのうねりが、新生日本ルネサンス、新生地球ルネサンス、新生銀河ルネサンス、新生宇宙ルネサンスの大輪として華開いてゆくのである。

　大いなる夢は現実である。大いなる実相も理念も、大いなる新千年紀もすべて現実に成就し、この地球を、大いなる新天新地へと開闢してゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。