JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization co.,ltd






「縦の愛と横の愛について」







 諸君よ、自由であり、平等であり、博愛でありながら、尊いものを尊いものとして敬い、礼節を尽くすということは、日本の伝統精神の根幹であり、教育の理念の根幹であり、その応用は様々にあったとしても、その基本は普遍的にいえることでもある。それが人間としての基本的なルールであり、モラルであり、倫理である。それは、親子の間でも、会社の上司部下の間でもいえることである。

 人格というものは、横の愛だけではなくて、縦の愛によって補完され、止揚されることによって、全きものに近くなってゆくものであり、それが大宇宙の法則である。この大宇宙の理法は、縦の愛と横の愛の双方から成り立っているのである。それは、どちらかに偏りすぎてよいものでもなく、本来矛盾するべきものでもない。この両方が止揚されていないと、人格のバランスを崩し、社会も、そのバランスを崩すものなのである。

 よって、よくよくバランスを大切にし、よくよく中道を大切にし、その中で、健全に、柔軟に、伸び伸びと育ってゆくことをもってよしとしなければならない。バランスのとれた土壌に、本当の意味で輝かしい個性の華も、大いなる夢の華も開花してゆく。自他共に活かし、社会全体を生かす、人格の王道を歩んでゆくことができるのである。

 その精神態度が、自然な自己愛になり、他者愛になり、家庭愛になり、愛社精神となり、愛校精神となり、祖国愛となり、国際社会に対する愛となってゆくのである。その効果は、実践してゆけば如実に顕われてゆくことであろう。すべてが大調和裡に幸えてゆくのが、大宇宙の理法に則っている証である。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



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