JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization co.,ltd






持ち越し苦労をなくせ





  諸君よ、人間に後悔はつきものである。後悔すべき過去が全くない人間などいないものである。

 しかし、悪しき過去とみえしものがあっても、徒らに引きずってはならない。念いというものは、常に念っていることを実現してゆく性質があるので、悪しき過去についての想念を常に抱いていると、悪しき傾向性をさらに実現してしまうことがあるのである。

 故に、どんな悪しき過去にみえても、そこに光明の真理をあてれば、プラスに観えてくるはずである。そのプラスの部分に感謝したならば、後はもう必要以上に執われないことも大切である。過去の事件自体はもう変えることができないのであるから、どんなに後悔してもそもそも仕方がないのである。変えてゆけるのは現在と未来である。

 故に、過去を前後際断して希望の未来を抱いて、現在に精一杯生きてゆくことである。「今」を精一杯生きてゆくことによって、過去を前後際断してゆきなさい。「過去、こうするべきだった」「過去、こうしたかった」と思う時間があれば、これは持ち越し苦労の時間であり、マイナスのものであると思って、その念いを「今、何をするべきだろう」「今、何ができるであろう」と考えてゆくべきである。

 これより後、成功を積み重ねてゆけば、また過去も自然に明るく観えてくる時もくるであろう。その時に、淡々と、やさしい思い出として、感謝をもって眺めればよいのである。積極的に人生を切り拓いてゆくためには、後ろ向きの人生ではいけない。常に前を向いて、今の中に完全燃焼してゆかなくてはならない。今の課題に真正面からとり組み、精一杯運命を拓かんとしていれば、自ずから素晴らしい人生が生まれてゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。


このホームページのトップへ 公開理念情報リストへ