JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「『正直さ』を旨として天地人を貫く様々なものの中に『理念付加価値』を創造してゆけ」




 塾生諸君に述べておきたい。「開放系」の人格論や組織論というものも、非常に大切である。透明なガラス張りの状態にして、なお美しいものが、真に美しいものであり、透明なガラス張りの状態にして、なお徳高きものが、真に徳高きものであり、透明なガラス張りの状態にして、なお理念価値が生ずるものが、真に理念価値高きものであるといえるのである。

 その意味において、常に「最後の審判」が公正に天降っても、天地神明に対して堂々と胸を張れるような、真なる良心と理性と感性に恥じることのないような生き方を探究してゆくことも大切である。

 そのためには、常に天地人に畏敬の念をもち、あらゆるものの中に、自らの良心と理性と感性に即応した理念(イデア)の大道を発見し、顕現しつづけてゆくことが肝要であり、あらゆるものの中に大道(「理念の革命」)を成就してゆくことを通して、あらゆるものの本来の「理念価値」を顕現させ、様々な「理念的付加価値」の創造をなしてゆくことこそが、真なる「大いなる夢」の実現であるといえるのである。

 故に、「秘すれば花」のたとえどおり、「秘する」ことによって、積極的に美と徳と理念価値を創造させてゆく方法もある一方で、その上で、天地人に「開放系」であっても、天地人から祝福されるような表裏のない正直さを旨としてゆくことも、天の栄光を真に呼び込んでゆく基となってゆくといえるのである。

 真善美聖の様々な「唯一無二」なる理念価値というものは、未だ充分に発見顕現されることなく、無限の可能性として「実在」しているのである。その一つ一つを丁寧に発見し、実現し、実成させてゆけば、心の内においても、心の外においても、真なる神の国、仏の国、理念(イデア)の国が顕れ、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。


〔義塾光明祈念歌〕
 エミール
  を
イーグルのごと
     育てれば
          大自然こそ
       アテネ
       の
         学堂
       (貴)              .



[ 2001年8月26日 ]



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