「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「大宇宙大自然の理法としての『理念』を『自己責任』をもって
具体化応用実践してゆくことが『事業遂行者』の天命であり醍醐味である」





  塾生諸君に述べておきたい。何事においても、「経営理念」というものが根本において肝要なのである。そして、基本的に、不動不変の「理念」の具体化、応用実践としての「事業計画」の策定にあたっては、事業を任された責任者が、真に「主体性」と「自助努力」と「自己責任の原則」をもって応用実行実践してゆかなくてはならないのである。

 基本的に、不動不変の「理念」が実在しても、その「理念」の「理解度」と、その「理念」の主体的個性的把握の「器」によって、また、世界情勢、国内情勢の「時流」の変化に即応して、「臨機応変」「融通無碍」に「不易流行」のイノベーションをしてゆくことが望ましいのである。しかし、その時期に大切な観点が、「経営理念」としての「オリジナリティー」「アイデンティティー」「中軸」を決して揺るがせないということなのである。

 その意味において、「理念」の具体的解釈と具体的応用と具体的施行においては、「理念経営者」の「長」としての「理念的自由」があり、それ故に、「理念的責任」が伴うのである。そして、「経営理念」を具体的「事業」として遂行してゆくにあたって大切なことは、基本的に、その過程を「公」にし、「公明正大」にしてゆくということであり、具体的言動の「説明責任」を常に自覚し、その時点その時点で、明確に、わかりやすい言葉で、嘘偽りなく、誠実に表明してゆくということなのである。

 その時期に、国民一人一人の神性、仏性、良心、理性、個性を真に信頼し、世界市民一人一人の神性、仏性、良心、理性、個性を真に信頼して、「和」の精神をもって成し遂げてゆくことが、真なる「敬天愛人」の精神をもった「天使」の仕事であり、「八百万の神々」の仕事であり、「諸菩薩諸如来」の仕事であるといえるのである。その意味において、「言論」、特に、理念(哲学)のある「言論」というものは、真に天地人をつなぎ、人々の心の絆を創ってゆく上で、最も大切なものであるといえるのである。

 正確な事実認識を、公明正大な良識良哲の良心的な「言論」をもってすれば、国内も国外も、基本的に「自体一体」に活かし合えるものなのである。その時期に肝要なことは、常に「哲学」と「魂」と「志」をもって「筋」を通してゆくという基本的姿勢である。正論を正論として通して、「自他一体」に活かしてゆくという基本的姿勢である。それこそが、真に「天意」を全うし、同時に「民意」を全うしてゆくための王道であり、徳治主義的民主国家日本、法治主義的民主国家日本、理念主義的自由国家日本の、基本的「生き筋」なのである。正論を正論として、お互いに公明正大に主張し合ってゆけば、「自他一体」に活かし合いながら、同時に、真に国益を増進し、地球益を増進してゆくことが出来るのである。

 「ペンは剣よりも強し」というが、それは、「ペン」が本来「正義」を司るものだからである。「正義」というものは、真に「新時代」を創造し、常に原点に立脚して、善人が善人として真に報われ、自助努力した方が自助努力した方として真に報われ、個性的天才が個性的天才として真に報われてゆく「夢が実現する国」を創造してゆく上で、最も大切な概念であり、「国家」の根本を考えるにあたっても、「地球」という星の根本を考えるにあたっても、常に思考しつづけ、実践、実行、イノベーションしつづけなければならない最重要概念なのである。 「正義」を、「哲学」と「魂」と「志」のある「理念言論」によって維持しつづけてゆく努力を積み重ねてゆけば、大局的に、必ずや心身共に勝利し、成功し、繁栄してゆくしかないのである。

 諸君よ、心を一つにして、繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造の国を「新生日本」として建設し、「新生地球」を創造してゆこうではないか。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




〔義塾光明祈念歌〕
哲学の
光明
掲ぐ
 志士
 軍国
ペンは
剣より
強し
  告ぐ
(貴)        .



[ 2001年5月10日 ]



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