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「哲学的コラム」 | ||
Japanese Dream Realization |
「哲学と志士道精神と政治経済について」 |
哲人政治家、哲人志士というものは大切である。政治に哲学を入れるということは、古今東西の理想である。 哲学思想を持った志士、政治家、経済人というものは、時代を深く高く動かしてゆくのである。 それは、哲学者を政治家が友にする、師事するということでもよい。すなわち、哲学を志として、祭りごととしての政治を行ってゆくのである。真なる哲理を己が言動として遺してゆくことである。 セネカやアウレリウスやキケロの哲学であっても、実際の政治に活かされたものである。ルソーや福澤諭吉であっても、実際の政治経済に活かされたものである。 このように、哲学者は、常に志士道精神を持って哲学をするということであり、政治家は、常に自らの内面を深く掘り下げながら、政治をしてゆくことである。 京セラ元名誉会長の稲盛和夫氏も、哲人経営者であった。かの西郷隆盛と同じく鹿児島出身で、「敬天愛人」を社是として、西郷隆盛の『南洲翁遺訓』を自ら講述している。 稲盛和夫氏のフィロソフィーは永遠普遍であり、様々な方々の人生に応用可能なものである。渡部昇一氏も『南洲翁遺訓』の解説書を書いており、同様に、セネカやエマソンの解説書も書いているものである。 |