理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「学問哲学の根本とは 法則を理念として発見認識することである」



JDR総合研究所 代表
天川貴之




 「法則」を探究するものが学問である。哲学の営みというものの本質とは、理性的思索によって、「法則」を発見することなのである。

 この「法則」を、真理と云うのである。故に、真理は、あらゆる現象を統べるのである。「法則」の下に、あらゆる現象は展開しているのである。あらゆる現象は、「法則」を具体化、実現しているのである。故に、現実は理性的なのである。

 すなわち、あらゆる現象は、「法則」としての理性に統べられているということである。このように、理念(イデア)というものは、「法則」として実在するのである。

 絶対精神としての神仏とは、「法則」(理法)である。ありとしあらゆるものは、一なる法則意識によって統べられているのである。

 故に、「法則」は学問の対象になるし、その根本なのである。例えば、科学的認識においても、現象を貫く「法則」を発見してゆくことがその根本である。

 あらゆる現象に共通する「法則」を発見してゆけば、「法則」は、他のあらゆる現象に応用が可能なのである。

 同様に、哲学的イデアとは、現象を統べる「法則」であるから、他のあらゆる現象に応用が可能なのである。

 このように、あらゆる現象の背後に、イデア(理念)がある。この理念とは、「法則」、すなわち、法である。この「法則」、法を発見してゆこうとすることこそが、真なる学問の営み、真なる哲学の営みの根本なのである。





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