理念情報

 「哲学的コラム」
Japanese Dream Realization



「人格における成功こそ最高の成功である」



JDR総合研究所 代表
天川貴之




 謙虚さ、素直さというものは、成功哲学、繁栄哲学の中に確かにあるものである。

 松下幸之助にしても、稲盛和夫・京セラ名誉会長にしても、「謙のみ福を受く」ということを信条としておられるのである。

 素直な心を持つということは、よく反省が出来るということである。松下幸之助は、素直さの初段になることをすすめている。素直な心を持って、道理に則り、衆知を集めて、人を活かすことを旨としているのである。

 謙虚であるからこそ、感謝の心が出てくるのであり、また、無限に学びが出来るのである。「謙のみ福を受く」という心得を持っていれば、本当に福徳に恵まれるのである。

 素直な心とは、無我ということでもある。自我を虚しくして、自分が自分がという心を虚しくして、利他の心を持つことである。敬天愛人の心を持つことである。

 無私利他の心を持つことが、成功の王道なのである。菩薩の心の実践なのである。どれだけ無私利他になれたかということが、偉人の条件なのである。

 才能だけでもない。努力の力だけでもないのである。志において、無私利他の心を持っていることこそが尊いのである。そうであってこそ、才能も、努力精進も、真に活きてゆくのである。

 素直な心を持ち、謙虚な心を持ちつづければ、真なる偉人となり、後世への遺産を遺す偉業を成せるのである。

 このように、人格における成功こそが、最高の成功なのである。





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