光を掲げよ


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散歩道
青々とした
紫陽花の
群れは街灯
の如く映ゆ

(貴)


光あれ
光よ光
一元たれ
本来闇なし
光のみ実在

(貴)


桜咲く
七月の海
青い空
梅雨の水こそ
運ばれてゆく

(貴)


晃志郎
陽の光こそ
夢となす
リズムははるか
エデンの園に

(貴)


神の光
といふ酒の内
夢浮かぶ
絵画のパワー
味まろやかに

(貴)


ピンク色
あじさいの花
向こうには
神戸の灯
海からの風

(貴)


桜咲く
園に乾杯
七夕祭
僕だけのマドンナ
少しだけ観る

(貴)


I feel 
I do と歌ふ
青年あり
二十になりて
あじさいの情

(貴)


さくら独唱
さくらの咲く頃
旅出ちて
また回帰する
無限の輪廻

(貴)


紫陽花を
巡り巡りて
たどりつく
オルゴール鳴る
神戸の館

(貴)



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