光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「利他の心とフィロソフィアの愛について」


JDR総合研究所 代表
天川貴之




 利他の心を持って実践する所に、真なる幸福があるのである。相手に関心を持って、相手が喜ぶものを与えつづける所にこそ、真なる幸福があるのである。

 プラトンの「哲学的愛」というものも、利他の心にこそ、その真骨頂があるのである。お互いに智慧を育み合って、智慧を与え合うのである。もしくは、共に智慧を創造して、それを分かち合うのである。

 相手の心の内なる真理への愛こそが、真なるエロスであり、その相手を慈しみ、真理への愛へと目覚めさせ、導くことこそが、真なるエロスなのである。

 「永遠の今」という瞬間は、共に真理を共有することから生まれるのである。お互いに活かし合い、認め合い、赦し合うことである。そして、常に反省の心を持ち、八正道を行じながら、利他行・布施行をしてゆくことである。

 また、このような一つのメッセージやコラムを綴ることも利他行・布施行である。一つの短歌をつくることも、利他行・布施行である。一つ一つのかけがえのない心のふれ合いを文章の中に昇華して、思索してゆくことである。

 心の原点にあるものは、心の教えである。心の哲学である。どのようなことであっても、それを心を修める糧としてとらえて、真理にまで昇華してゆくことである。それこそが、真なるフィロ(愛)ソフィア(知)である。

 常に智慧を探究しつづけ、智慧を創造しつづけ、これを布施してゆくことである。手紙一つであっても、智慧の結晶である。そこに愛と智恵と美があって初めて成立するものである。

 このように、利他の心、布施の心を持って、哲学的愛を実践してゆけば、無限の愛の大道が拓かれてゆくのである。






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