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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization


「己を虚しくし天命観をもって道に精進してゆこう」


 諸君よ、天命観というものは大切である。常に己が人生を何に費やしてゆくのかということを考えてゆくことは大切である。そして、念いの方向を定めて、自己実現をなしつづけてゆくことが肝要であるといえるのである。

 天に生かされている自己というものを自覚し、人生を私しない姿勢をもつことが、真なる無我の心につながってゆくのであり、自我を虚しくする心につながってゆくのであり、そこから、生死を超越して、生命を大いなる目的のためにかけてゆく志が生まれてゆくといえるのである。

 人間として生まれたからには、有限の時間を生きているといえるのであり、人生を何の目的もなしに費やしている方々は、同じ人生を生きながらも、真に生きておられないといえるのである。

 かつての明治維新の志士達は、常に独自の死生観をもって、死をもいとわずに、己が信ずる天命を全うされていったといえるが、これは、ある意味で、真に人生を生ききった方々であったといえるのである。死ということを自覚することによって、より大いなるもののために私を虚しくし、自己信頼をなしてゆかれたといえるのである。

 故に、人生というものは「質」が大切であり、「質」を大切にするためには、「死」を自覚すること、すなわち、生命をかけてゆく姿勢が大切であるといえるのである。大いなる目的のために志を立て、己を虚しくし、現代であれば、「死」というよりは、より深い「新生」をなして、長い眼でみて、自己の限られた生命を全うしつづけてゆかなければならないといえるのである。

 真に自己を律し、天命観をもって、己が大道に精進しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
天命の
内に生命の
幸えて
 悦びの内
 生死超越
       (貴)


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