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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「名誉に対する執われを去り己が道に精進しつづけてゆこう」


 諸君よ、名誉というものは、過度に追い求めても、得られれば得られる程に、世間の声に執着するようになるのである。故に、名誉があろうとも、不名誉があろうとも、その両者に執われずに、淡々として、己が道に精進していったらよいのであって、むしろ名誉に執われない方が、人格者であるといえるのである。

 名誉に執われるあまり、傲りの心が出てくれば、魂にとってはマイナスなことであり、名誉がある時程よくよく自戒し、謙虚にならなければならないといえるのである。そして、名誉を受けない時であっても、真に人々のため、世の中のためになることをなしているのであるならば、足ることを知り、己が道に精進しつづけてゆかれたらよいのである。

 そして、名誉を得るために道に精進するのではなくて、自らの道を完成させるためにこそ、道に精進するのであると思って、道を修めてゆくことそのものの中に、真なる幸福感を見い出してゆけばよいのである。

 そして、名誉を受ける立場になったとしても、客観的な世間の評価の一道標として捉え、あくまでも自らの道を完成させてゆくのが目標であると思って、全く無執着の内に、さらなる道を歩んでゆかれたらよいのである。

 また、不名誉な時であっても、素直にその原因を反省し、取り除き、修正した後は、淡々として道に精進すればよいのであって、そのことによって心に執着をつくってしまってはならないのである。

 また、本来、天の御心にかなっていることであるのにもかかわらず、不名誉な時には、さらに心を無執着にして、自然に世の理解が得られるように、一つずつ道を極めて道を創ってゆけばよいのである。

 真に名誉を超越し、己が道を成就しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
一道に
励む過程に
名誉あり
無名無欲の
大道もあり
       (貴)


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