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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization



「地上の生において共有された経験智を活かしてゆこう」


 諸君よ、地上の生というものも、多くの人々と同じ経験が出来るという点で素晴らしいものである。四苦八苦等であっても、同じ様な環境で、同じ様な経験をすることによって、実体験に裏うちされた「法」が生まれ、「魂の糧」が生まれ、「共有される智慧」が生まれ、「共有される慈悲」が生まれてゆくといえるのである。

 例えば、地上の生を経験しない天上の方が、地上の生を経験したが故の魂の苦しみを取り除くといっても、限界があるといえるのである。しかし、天上の方であっても、地上の生を経験し、同じく魂の苦しみや、悲しみや、悩みを味わい、さらに道を修めることによって、魂の苦しみや、悲しみや、悩み等を超越してゆかれたならば、その後ろ姿だけでも、多くの地上の生故の魂の苦しみにある方々を救ってゆくことが出来るのである。

 その意味において、地上の生というものは、天上の生からみれば、一種の逆境であり、試練の場所であるが、逆境の中に道をつけ、試練の中に道をつけてゆくことが出来たならば、独自の智慧と慈悲の心が生まれ、数多くの魂を自然に救ってゆく救済力が生まれてゆくといえるのである。

 それ故に、ある面において、地上独自の苦しみや、悲しみや、悩み等を、天の配財として慈しんでゆこうではないか。積極的に、肯定的にとらえてゆこうではないか。そして、同じような体験をされながら、その中に道をつけられた先達を発見してゆこうではないか。そして、自らも同じく道をつけ、独自の経験智を遺し、さらに、後世の方々への魂の糧となしてゆこうではないか。

 既に地上に生を授かっているという尊い自覚がある以上、その持ち場において最善の道を探究しつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
先達の
地上の苦しみ
克服す
魂の糧
天上の声
       (貴)



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