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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization


「プラトン的形而上学への回帰の時代」

〜哲学の原点〜


 諸君よ、「神」の実在をこそ、哲学的に実証してゆこうではないか。それこそ、真なるプラトン哲学への回帰であり、カント哲学を超えてゆく道であるといえるのである。「神」の実在であるとか、「魂」の実在であるとか、「理念」の実在であるとかというものは、本来信ずるものではなく、哲学的に探究してゆくものなのである。

 その意味において、哲学の王者は、真なる形而上学であるといえるのである。結論として、「神」は実在するのである。「天啓」は実在するのである。「魂」は実在するのである。「理念」としての「真理」は実在するのである。しかしながら、何故に実在するといえるのかということを、人々に伝えなければならないといえるのである。

 それを、理性的に「文章」をもって行うことが、哲学的営みであるといえるのである。これは、神学的営みも入っているといえるが、理性的に、「文章」をもって実証してゆくのであれば、神学というよりは、哲学的であり、抽象的な概念をもって論証してゆけば、哲学そのものであるといえるのである。

 故に、哲学も、本来のプラトンに回帰しようではないか。大いなる「徳」の学問に回帰しようではないか。そして、「徳」の生まれてくる源泉として、「善」の生まれてくる源泉として、「神」の実在を考え、「魂」の実在を考えて、「理念」の実在を考えてゆこうではないか。これは、大問題なのであって、学問そのものであり、哲学そのものであり、原点にあることなのである。

 故に、「神」の「啓示」の実感のある方は、すべからく哲学者になっていただきたいのである。「魂」の実感のある方は、すべからく哲学者になっていただきたいのである。「新時代」のプラトン的人物が数多く出現してゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

《光明祈念歌》
 麦踏の
芽の確かさや
 春の音
伸びゆく生命
 哲学の笛
       (貴)



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