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 光明メッセージ
Japanese Dream Realization




「真に自己を虚しくしてゆけば真なる自己実現が全うされてゆく」



 諸君よ、人間の煩悩の内で最も大なるものは、自我我欲に対する執着心である。「己を高くするものは低くせしめられ、己を低くするものは高くせしめられる」というが、自我我欲を虚しくしてゆけばゆく程に、より一層の真なる自己実現がなされてゆくということが出来るのである。

 故に、より高い自己実現をなしてゆこうとすれば、積極的に「謙虚さ」を身につけてゆけばよいといえるのである。その方を真なる高みへと導いてゆくものは、天の御業であり、人々の御業であるといえるのであり、厳密にいえば、人々の良心の御業であるといえるのである。真に心を定めてゆく対象とは、自己の良心であり、他者の良心であり、天の御心であるといえるのである。

 故に、常に心を修めつづけながら、己を虚しくし、己を低くしてゆくことは、かえって自己実現の質を高め、自己実現を長い時間にわたって持続しつづけてゆく王道であるといえるのである。自己実現というものも永い時間をかけて成しつづけてゆけば、その方がより一層の高さと広さと深さと強さを獲得してゆくことが出来るといえるのである。

 己を虚しくし、低くしてゆくことによって、心の隙を無くし、他者の良心や善い所を発見し、地域社会や学校や会社や国家や世界の良心や善い所を発見し、無限無数に学びつづけ、イノベーションしつづけてゆけば、人為的ではなく、自然に、大宇宙大自然の理法に則って真に自己に勝利し、繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造の大道を歩んでゆくことが出来るのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



《光明祈念歌》
涼風の
心の塵
を吹き流し
 
   自然の内に
    天道実現
       (貴)




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