JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「真なる倫理道徳と法の精神こそが経済発展繁栄の源である」





  諸君よ、経済活動の発展繁栄の基本には、「法の精神」と「倫理道徳」が必要不可欠なのである。近代以降の資本主義の発展繁栄の背後には、近代自由主義、民主主義に基づいた私的人権の尊重と、公への貢献の精神の止揚された「法の精神」が実在し、有効に機能したことは自明の理である。一定の規範(ルール)を設けることによって積極的に自由を保障し、積極的に個性を尊重し、積極的に創意工夫を尊重してゆくことが経済発展繁栄の源となり、大宇宙、大自然の理法に則った形で、個人も国家も地球全体も、自他一体に繁栄を通した平和と幸福を享受することが出来たのである。

 例えば、松下幸之助の「産業報国の精神」、「公明正大の精神」、「和親一致の精神」、「力闘向上の精神」、「礼節謙譲の精神」、「順応同化の精神」、「感謝報恩の精神」の倫理規範は、民間企業であり、営利追求の株式会社でありながら、限りなく「公」への貢献を企業の使命とし、天命としているのは、まさしく「理念資本主義」の原型がそこに実在しているといえるのである。これは、ヒューマニズムに基づいた「徳治主義型資本主義」の原型でもあり、「王道資本主義」の原型でもあるといえるのである。これは一人、松下幸之助という個人の思想というよりは、松下幸之助を通して顕れた大宇宙の根源の神の御心であり、その意味において「理念資本主義」に先駆ける時代精神であり、世界精神であったといえるのである。

 「理念資本主義」が真に成り立つためには、真なる「理念経営者」が必要であり、真なる「理念経営者」は、「理念経営」を通して真に国家に貢献し、全世界に貢献しながら、同時に、多くの人々に物心共なる糧を供給し、さらには「理念経営」の道程で、数多くの社員の全人格を教育し、養い、崇高なる精神へと導いてゆくことが出来るものなのである。

 そして、この大宇宙大自然に則った真なる「理念」を有し、この「理念」を自由自在に「実学」として応用してゆくことが、真に人を活かすことであり、理念を活かすことであり、大自然を活かすことであり、日本国を活かすことであり、アジアを活かすことであり、アメリカやEUを活かすことであり、地球全体、さらには、大銀河、大宇宙も活かしてゆくことにつながってゆくのである。

 真なる王道というものは、あらゆる組織体を支える大黒柱である。真なる「倫理道徳」によってこそ、真なる経済活動が育まれ、真なる信用ある社会が育まれ、真なる繁栄と平和と幸福が顕現してゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




《光明祈念歌》
   天帝の
 示す道とは
  「理念」なり
 森羅万象
統べて治めり
(貴)   .





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