JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「生命科学を裏打ちする生命倫理学興隆の時代」





 諸君よ、「生命」というものは、無限無数の要素が加わって創造されているものであって、人為を超越した部分があるということは自明の理である。しかし、その天の摂理を心空しくして忖度してゆくことは可能である。それこそ学問の本質であり、理性の本質であり、神性の本質であり、仏性の本質であり、良知の本質である。

 その時期に大切なことは、人格神をも超越した天の摂理に対して心空しくするという知的廉直と、生命に対する畏敬の念という生命倫理、生命道徳を尊重しながら、知的探究をしてゆくという姿勢が大切である。

 その意味で、真実の意味で、信仰心と無私なる愛の精神が無ければ、理念科学の分野を真に開拓してゆくことは出来ないものなのである。その意味で、人間に与えられた自由意志や、自由創造力を、「善」の方向に、「理念」の方向に行使してゆくという文化風潮がどうしても大切になってくるのである。

 「生命」とは、天の摂理たる究極実在としての「神」が創造されたものである。その意味で、すべてのすべてが本来「神」であり、「生命」であり、「理」であり、「法」であり、「魂」である。故に、人間の存在たる「生命の実在」は、大いなる天の摂理なしには実在しえないのである。大いなる天の法則なしには実在しえないのである。

 その意味において、天の御心に対する確固とした「秩序礼節」の精神をもち、「統合」精神としての「中心帰一」する精神を、自然な良心として保ちつづけなければ、真なる自由な知的探究は出来ないのである。自由には責任が伴うからこそ、自由が真に尊厳を保ち、真の自由は、健全なる信仰心と信頼と博愛の情を育んでゆくものなのである。

 真に「信仰と理性」が健全で柔軟な形で止揚され、「統合」され、天の御心に対する感謝と謙虚さと礼節の下に、「個性の開花」が成されてゆけば、そこから、新時代の理念科学の時代、生命科学の時代が始まってゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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