JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「『理念経済学』の時代が到来したのである」


〜ニューエコノミー経済学の実相的展開について〜





  諸君よ、経済学というものは、個々の経営者ではどうにもならない分野であるからこそ、意義があるのである。故に、経済学的リーダーシップというものがありうるのである。国家という単位、全地球という単位で、経済学的視点で真に物事の道理を観じ、実践できる方がおられなければ、これだけ優秀な日本の経営者が十年以上に渡って活躍されても、全体として国富は増大せず、個々の経営者が苦境にあえぐことになるのである。

  これは、ただ単に経済学的真理の不在にすぎないのである。経済学的光明の不在にすぎないのである。経済学的理念の不在にすぎないのである。それは、本来国家の単位、地球の単位で考察されなければならない真理の世界なのである。

  二十世紀の地球においては、経済政策の中に、必ずしも真に長期的視野に立ったものや、真に倫理道徳に裏付けられたものや、真に信仰と信頼に裏付けられたものが少なかったのである。経済社会というものは、大きな神の身体である。故に、天の御手の中で、自由意志を有した人間が、ある時期には繁栄を創造し、ある時期には衰退を創造しているのである。

  真に経済学的悟りをもって観ずれば、大宇宙、大自然を貫く経済学的法則は繁栄の法則のみであって、自他一体となって繁栄してゆく「中庸」「中道」の繁栄の原理であることが如実に悟られてくるのである。片方が繁栄して、そのことによって片方が衰退してゆくという経済学の観方は偏っており、王道としての全き真理ではないのである。全き経済学的真理の解ではないのである。

  真なる「理念経済学」とは、「中」の経済学である。「空」の経済学である。「絶対無」の経済学である。この「理念経済学」の立場に立って経済現象を観ずれば、「不増不滅」の空相であり、その奥に真増一元、真繁栄一元、大調和一元の実相的経済学的世界が開けているのである。

  「絶対理念」としての「中」の哲理、「空」の哲理、「実相」の哲理、「絶対無」の哲理を、真に経済学的真理として悟り、応用し、実践してゆけば、無限無数に物心共なる経済繁栄が顕現してゆくのである。それこそ、神の国の実相であり、神の国経済学、神の国経済政策のあり方なのである。

  諸君よ、すべからく経済学的真理を悟れ。経済学の中にも、大いなる天の栄光が実在するのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。





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