JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「叡智的直観と天才の本質について」





  諸君よ、「先験的総合」というものは、歴史的にいくらでも実在する真理なのである。かのイザヤの預言であっても「先験的総合」の叡智的直観であり、かのエドガー・ケイシーの預言であっても「先験的総合」の叡智的直観であり、かの出口王仁三郎や、谷口雅春の預言であっても「先験的総合」の叡智的直観であるといえるのである。これらは大きな例であるが、小さな預言的直観を示される方は数多くおられるであろう。

 例えば、小室直樹の示唆などは、数多く現実に実現しているではないか。渡部昇一にしても、竹村健一にしても、その洞察的示唆が数多く現実に実現しているではないか。これらは、豊富な知識や、情報や、独自の思考の裏づけもあるであろうが、その根本にあるのは、知的直観そのものなのである。物事の道理を直観する理性的直観である。

 諸君らの周囲にも、知的である以上に、それをベースにして直観がよくあたる方がおられるであろう。これらの方は、多かれ少なかれ「純粋理性」が概念的経験を超えて滲み出しておられるのである。よって、こうした理性的直観を大切にしないと、本当の天才教育は出来ないのである。それは別に神秘的直観と名付けるべきではなく、知的直観であり、純粋理性の働きの根幹であり、一番大切な精神の実力なのである。

 歴史上の偉人や天才は、例外なく知的直観が優れておられる方である。かの坂本龍馬であっても、人物を見抜き、時代の流れを見抜き、何をなし、どのようにバランスよくなしたらよいのかを見抜かれたのは、知的直観であるといえるのである。これは、深く高く広い知的洞察力そのものである。この洞察力が理性的に練られ、昇華され、叡智的に高められたものを、真なる絶対叡智というのである。そして、真なる絶対叡智を、絶対ロゴスというのである。最高の叡智的直観は、最高の預言であり、最高の理念であり、真善美聖そのものである。

 新時代の天才教育とは、いかにして知的直観を大切にし、育ててゆくかということにかかっているのである。そのためには、伸びやかに、自由な発想と瞑想的生活を大切に、大自然、大宇宙の中で育ててゆくような観点が必要なのである。真なる天才を尊重し、真なる天才に寛容なる社会を創り、真なる天才を一人でも多く開花してゆくような精神風土を創ってゆこうではないか。さすれば、精神的ジャパニーズドリーム、精神的グローバルドリームは、ますます光輝に満ち満ちて実現してゆくことであろう。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



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