JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「『自伝』に綴れるような一大光明芸術を人生に創造してゆけ」





  諸君よ、自分自身の手で自伝的小説を綴るように生きてゆくということは大切である。真に自伝に遺るような人生を「よく生きる」ことは大切である。そのためには、現実そのものの中で、光を掲げながら生きつづけてゆかなければならない。どのような現実の中からでも光を創造し、一大光明芸術を創ってゆくことは出来るのである。

 かの「福翁自伝」にしても、他者の眼から観れば、逆境や試練に観えるような環境であっても、何と大らかに、朗らかに、様々な環境の中で光を掲げつづけておられたことか。かの福沢諭吉の若き青春の息づかいは、何とさわやかなことか。まさしく、そこには、日本資本主義の原点があり、永遠なるジャパニーズドリームの原点があるといえるのである。

 ある面で、ゼロから出発できる方は幸いである。たとえマイナスから出発される方であっても幸いである。もちろん、プラスから出発できる方は幸いである。どのような事件がおころうとも、どのような出来事に巻き込まれようとも、常に環境の主人公たれ。不撓不屈の精神をもって、すべてを一大光明芸術へと化してゆかんと念いつづければ、必ずすべてが、一大光明芸術になってゆくしかないのである。

 「フランクリン自伝」にも、アメリカ資本主義の原点がある。何とベンチャースピリットの愉快なことよ。人間は、ベンチャースピリットを持ちつづける限りにおいて、永遠に若く、永遠に大いなる夢を抱き、永遠に大いなる光明を掲げつづけることが出来るのである。

 かのルソーの「告白」であっても、達観すれば、何と愉快なことか。そこには、自伝文学にしか表現できない限りなく個性的な芸術的自己実現が如実に顕れているではないか。そこにこそ、フレンチドリームリアライゼイションの源があるのである。

 かの「ガンジー自伝」であっても、「ヘレンケラー自伝」であっても、「ミル自伝」であっても、文学的芸術的にも第一級でありながら、永遠普遍の教養小説となって、そのリアリズムの故に、万人の魂に糧を与え、そのロマンの故に、万人に大いなる希望の光明を与えつづけているではないか。

 諸君よ、大いなるベンチャースピリットをもって、かけがえのない人生を慈しみ、小さな出来事の積み重ねの中に、一大光明芸術を表現してゆけ。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




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