JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「百年の大計の心得について」





 諸君よ、よくよく達観せよ。そして、大局観に立て。そうでなければ、何が幹で何が枝葉かを見誤るのである。何が本当の百年の大計で、何が百年の大計でないかを見誤るのである。その時期に大切なことは、百年前の諸先輩と百年後の諸後輩のことをよくよく考えてゆけば分かるのである。その視点があれば、自ずから千年以上の理念も観じられてくることであろう。現象に足をすくわれていれば、いつまでたっても、抜本的、根本的、本源的な改革など出来ないのである。

 それは、世界維新にとっても、国家維新にとっても、地方自治維新にとっても、都市計画維新にとってもいえることなのである。真理というものは、小さな所から大きな所まで、何にでも応用できるから真理なのである。高い所から低い所まで、何にでも応用できるから真理なのである。深い所から浅い所まで、何にでも応用できるから真理なのである。限りなく幅広く応用できるから真理なのである。

 逆にいえば、融通無碍なる応用が出来なければ、真理は真に活きないのである。天は真理そのものであり、神は真理そのものであり、仏は真理そのものであり、故に、天使や菩薩は真理を応用し、具体的に実践する使命を遂行する者のことをいうのである。しかし、真理の内実を真に理解し、悟らなければ、真理の応用は出来ない。

 また、無私なる至誠の心、「敬天愛人」の心がなければ、真理の応用は出来ない。己の自我我欲や、嫉妬心や、自己顕示欲や、傲慢さのままに真理の応用に失敗すれば、後世に負の遺産を残すこともありうるのである。

 故に、天使や菩薩の条件には、般若の智慧と、慈悲や仁や愛の心が求められるのである。天に代って天使たるためには、天使の心境を磨いてゆかなければならない。故に、真に有徳の道を開拓してゆくことが、真に富国の道となり、神の国そのもの、仏の国そのものとして、天上の繁栄を、地上に無限無数に顕わしてゆけるのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




このホームページのトップへ