JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「戦いの精神と活人剣について」





 諸君よ、戦いとは「殺す」ことに本質があるというのは、表皮な自我、肉体的な自我を否定することに本質があるということである。あくまでも、戦いの本来相は「活かす」ことなのである。

 戦いというストイックな世界において、自己の内なる魂を真に活かし輝かしめ、他者の内なる魂を真に活かし輝かしめ、それを観る人々の魂を真に活かし輝かしめることこそ、戦いの本来相なのであり、そこに、喜怒哀楽を超越した大いなる悦びが生まれてくるのである。

 その意味において、戦いの中に「道」を発見し、「道」と一体となれば、そこに崇高なる醍醐味が生まれる。そこに、法悦そのものが生まれるのである。「道」の中に生じるものは、神の栄光である。

 故に、「道」を通して、戦いの中に自他共に活き、お互いの個性を輝かせしめ、多くの人々の健康と繁栄と平和と芸術と幸福と大調和を創造してゆくことができる。これを、殺人剣ならぬ活人剣という。

 例えば、ボクサーであるならば、その腕は剣として位置づけられる。そして、その剣を神剣へと昇華せしめた時期に、ボクシングを通して、大和魂を真に復興し、国威を発揚させ、全人類の幸せのために貢献してゆくことができるのである。

 茶道は、小さな茶室の中に全宇宙を表現し、「道」を顕わすが、ボクシングも、小さなリングの中に全宇宙を表現し、「道」を顕わすことが可能なのである。かかる神剣には、真に神の栄光が宿る。それが、真に全日本、全世界のために貢献するが故に、永遠の幸えが生まれるのである。そこに、新時代の武士道の源があるのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




このホームページのトップへ