JDR公開理念情報 

 光明メッセージ
Japanese Dream Realization






「指導者の器とは何か」





 諸君よ、指導者には常に責任が伴うものである。指導しておられる方が、たとえ熱心であっても、生き筋に逆行し、死に筋に向かっている時期には、基本的に指導者の責任となってしまうのである。

 よって、よくよく勝敗の本質というものを看破していただきたい。よくよく指導者の重要さというものを看破していただきたい。指導者が舵取りを誤れば、舟全体が傾くのである。その原点には、判断の誤りがあるのである。それは、ある特定の対象に対して敗れたということではなく、多くの場合、何が正しくて何が誤っているのかという真理の選択に敗れたということなのである。

 いくら情報を入手し、いくら戦略や戦術を駆使しても、正しい判断ができなければ、その判断力の誤りの故に、数多くの災いを招くことや、数多くの悲劇をもたらすこともあるのである。それは他の何者でもない、指導者の迷いによって暗闇が生じているのである。そして、積極的に生み出しているのである。

 それは、あえて死に筋を選択されているのである。生き筋を選択する余地は充分にあったのである。運命というものは、それ程冷酷に出来ているものではない。しかし、正しい判断力によって運命を真に開拓してゆかなくては、地球全体においても、日本全体においても、会社全体においても、地域社会全体においても、大いなる繁栄の道と大いなる衰退の道に分かれてゆくものなのである。

 故に、指導者たる者、よくよく自らの判断力に磨きをかけ、いやしくも自我我欲の曇りによって、正しい大局観を見失うことだけは慎んでいただきたい。

 常に心を空しくして衆知を集め、達観してゆくことが出来れば、基本的には、正しい生き筋が観えてくるものなのである。指導者としての厳しさと醍醐味を悟った上で、よくよく器づくりに励んでいただきたい。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。





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