JDR会員制理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization



「総合理念学部のレポート形式と本の作成について」


 塾生諸君に述べておきたい。真なる自由社会、真なる民主社会を健全に保ってゆくためには、真に「魂と志と理念」のある教育こそが要であるといえるのである。その意味において、「理念哲学講義録」(論創社)や、「桜咲く園」(健友館)や、「夢を実現する条件」(文芸社)のような本を献呈してゆくことによって、「新時代」の教育ルネサンスに貢献しつづけてゆこうではないか。

 「総合理念学部」のレポートとは、「哲学的コラム」(文芸社)、「義塾百話」(文芸社)のように、「プロポ」の形式で、思索的断片をその都度提出して頂き、出来るならば、それに短歌や詩等をそえて近況報告などをしておいて頂きたいのである。

 この「プロポ」という形式は、アランの創案された形式に近いものであるが、ごく短時間で自らの思索の内容をコンスタントに表現出来るということもあり、特に、日常生活が忙しい方々にとって、最高の形式の一つであるといえるのである。

 JDR義塾の「光明メッセージ」も同じ形式で書かれているので、これに対する感想も同じくルーズリーフ三枚程度にまとめて頂きたいと思う次第である。

 以上のようなレポートを事務局の方で蓄積し、講評し、それらを一〇〇篇選出して、一冊の本にもなるような形で卒業論文のようなものにしたいと思っているのである。もちろん一年に一冊を書かれてもよいし、半年に一冊を書かれてもよいし、四年間に一冊を書かれてもよいのである。

 その過程において、様々な社会現象の変化もあり、個人的な心境の変化もあり、一生に一度のモニュメントを創ることになるので、まえがきとあとがきに総論としての感想をのべたものをJDR義塾大学の図書館に永遠に遺しておき、よいものは本人がそう思えばよいのであるが、どんどん出版してゆかれたらよいのである。そのためのチャンスもあるはずである。

 真に「プロポ」を書きつづけ、短歌をつくりつづけてゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。

〔義塾光明祈念歌〕
 レポートの
形式コラム
日々つづり
 短歌をそえて
 近況報告
(貴)


〔2003年8月6日〕


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