塾生諸君に述べておきたい。小泉首相がプーチン大統領と会談されているが、三島由紀夫ゆかりの地が、樺太島であることを御存知の方はどれ程おられるであろうか。
三島由紀夫の本名は「平岡公威」といい、その祖父は「平岡定太郎」といって、東京帝国大学出身の「樺太庁長官」であられたのである。「平岡定太郎」は、兵庫県加古川市志方町出身の方であり、天川貴之とも親戚にあたる方であるのである。
それ故に、JDR義塾としては、樺太の地を日露友好の地にし、「三島由紀夫」(平岡公威)を偲び、「平岡定太郎」を偲び、「原敬」元首相を偲び、日本精神そのものの原点と立憲政治の原点を確認したいと思うものである。
かのプーチン大統領は、故小渕元首相が企画、森元首相が主催された沖縄サミットにおいても、極めて親日派の方であり、柔道や、茶道にも通じた日本文化愛好家の方であるので、日本国民にとっても、親しみやすい方であるといえるのである。
山下泰裕氏もロシアを訪問されているが、真の意味における日本国の「大和魂」や、「大和心」の美しさを、「文化」的に交流していただきたいのである。G8の中にはロシアも入っており、基本的に、G8を中心に世界に大調和を創り、北朝鮮問題等も解決し、新生日本文化ルネサンス、新生地球文化ルネサンスを興していって頂きたいと念うのである。
これを機会に、「三島由紀夫」文学や「川端康成」文学が読みなおされて、さらに世界中に普及してゆくことが出来たならば、この上ない幸いである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。