塾生諸君に述べておきたい。今現在、イラクにおいては、戦後復興がなされている時期であり、ある意味で、日本国の戦後の「精神的ジャパニーズドリーム」は参考となるし、「新生日本ルネサンス」は参考となるのである。
一応、アメリカにおいても、「勝利宣言」がなされており、同盟国としては、ブッシュ大統領と小泉首相のにこやかな笑顔は、久しぶりに観るものであり、後は、平和と秩序と文化とスポーツと学問と哲学の興隆を望むものである。
しかしながら、法学の面においても、経済学の面においても、日本国において、学生として、しっかりと学んだことが、「今」実学として役に立つのであるから、勉学に勤しみ、己が心と精神と魂を修めてゆくことに励んでいって頂きたいのである。
JDR義塾大学としても、ゴールデンウィーク明けに、「論創社」という哲学界で有名な書店から、「理念哲学講義録〜哲学的エセー〜」が発刊されるので、かのマルクス・アウレリウスの哲学講義録の如く、全ての学生が買い求め、熟読し、色々の感想文を送って頂きたいのである。
一方において、明確な哲学思想をもって、芸術活動をなしつづけていっていただきたいのである。何でもよいから、「一つの道」を発見し、光明信念をもって努力精進しつづけていって頂きたいのである。そうすれば、少なくとも、三年、十年経れば、「夢は実現する」といえるのである。
「夢を実現する条件」も参照されて、コツコツと無理をせずに伸びやかに、「一つの道」に精進し、「一つの道」を通して幅を広げ、「一家」を成していって頂きたいのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。