JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「人間の縁を大切にしてゆくことによって一大光明芸術を創造してゆけ」



 塾生諸君に述べておきたい。「一大光明芸術」というものを考えてゆくにあたって、人間の運命というものについて根源的洞察を加えてゆくことは、最重要課題であるといえるのである。人間の「縁」というものは、決して偶然に存在しているものではないのである。必然的に、天の摂理によって、実在しているものなのである。

 故に、基本的に、人間の「縁」について、畏敬の念をもって常に相対しておかなければ、真なる「天命」を果たしてゆくことは出来ないといえるのである。その意味において、出会うべき人とは必ず出会い、出会うべき言霊とは必ず出会い、出会うべき行動とは必ず出会うものなのである。

 しかし、人間には「迷い」があり、「迷い」に基づいた「自由意志」も存在しているので、確実に、「光」を通して「迷い」を取り除き、「迷い」の奥に、本来の「理念的意志」「理念的信念」「理念的言動」を発見し、顕現してゆかなければ、真なる自己の内なる「天の摂理」に基づいた、自律の自由としての「理念的自由」を全うし、「理念的自己実現」を全うしてゆくことは出来ないのである。

 故に、常に、「光」によって、あらゆる「迷い」を照射し、生命の光明を射照し、本来の「理念的自由」「理念的信念」「理念的言動」をなしつづけてゆくことによって、本来の「縁」を全うし、あらゆる「縁」を活かし、育み、真なる運命の開拓を成し遂げ、運命の立命を成し遂げ、一大光明芸術を創造しつづけてゆかなくてはならないのである。

 真に、理念的光明をもって、あらゆる「縁」の奥に実在している理念的運命を、次々と立命しつづけてゆけば、あらゆる面において、「新境地」が拓かれ、「新天新地」が拓かれ、真なる神の国、仏の国、理念(イデア)の国が顕現実成してゆくしかないのである。

 真なる理念的縁の糸の下に、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



〔義塾光明祈念歌〕
哲学者
    戯曲の
    内に
  創造す
光の言霊
宇宙
開闢
(貴)



[ 2001年10月23日 ]



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