JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「『天啓』(預言)の真髄を叡智的光明によって活かしてゆくことが 真なる文化文明の礎になってゆく」




 塾生諸君に述べておきたい。「神」の「実在」ということを徹底的に探究してゆくことは、実は、世界史を真に解読してゆくためにも、日本史を真に解読してゆくためにも、哲学思想史を真に解読してゆくためにも、必要不可欠なことであるといえるのである。地球の大多数の方々は、「神」の「実在」というものを、「天啓」(預言)を通して確信しておられ、「天啓」(預言)の大切さと尊さについて、人生の「中軸」として認識しておられるものなのである。

 そして、プラトンの対話篇をみても、ソクラテスが、「天啓」(預言)を受けつつ、哲学的思索をしておられたことは、一目瞭然であるといえるのである。また、日本国においても、「天皇」を中心とした国体観の源にも、「天照大神」の「天啓」が実在しているのであり、かの神武天皇も、「天照大神」の「天啓」の権威によって、初代天皇に御即位されたのであって、その文化的伝統が、現代の国家像、国民像にも一貫して流れており、「天啓」(預言)をおろそかにした民族や国家や世界などは、本来、考えられないものであるといえるのである。

 かの、カント、ヘーゲル、エマソン等であっても、かの福澤諭吉、中江兆民、西田幾多郎等であっても、基本思想の中核には、「神」の「実在」というものを明確に認識されており、「神」の「実在」を、哲学思想の観点から、その「真理性」を分析し、体系化し、詳説し、様々な学問分野へと応用されているのであって、「神」の「実在」を前提とし、「天啓」(預言)の「実在」を前提とし、なおかつ、尊重された上で、より健全に柔軟に、文化文明を大調和裡に発展繁栄させてゆくために、「叡智的光明」をもって、様々な角度から、多種多様なる「神」の「属性」を取り入れ、消化吸収し、文化文明を、より高く、より広く、より深いものへと昇華しようと努力されているといえるのである。

 その意味において、「神」(「理念」)というものを、文化文明の根本柱として考え、重視し、尊重した上で、良識良哲によって、活かし、育んでゆくことを通して、天の栄光を地上に具体化してゆく「新生日本ルネサンス」「新生地球ルネサンス」の一大光明潮流を積極的に創造してゆくことこそ、新時代の「学問」の天命なのであり、真なる「叡智的光明」によって、「天啓」(預言)の「叡智的光明」を射照し、その本来の「生命」を光り輝かせてゆけば、真に日本国の運命は「立命」され、真に地球という星の運命は「立命」され、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



〔義塾光明祈念歌〕
天啓に
    いのち
神の生命
      の
        理念(イデア)
              あり
           文化文明
          叡智の
             源流
(貴)



[ 2001年9月23日 ]



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