JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「理念(イデア)文化ルネサンスこそ国家百年の大計であり 地球千年の大計である」




 塾生諸君に述べておきたい。「理念」(神)の顕れとして、哲学、宗教、芸術等の文化をいかに興隆させてゆくことが出来るかということが、これより後の、日本国の、地球という星に対する最高最大最深の貢献になってゆくといえるのである。これらの内、哲学的精神も、今の日本国に欠けている最たるものであるといえるが、宗教的精神もまた、今の日本国に欠けている最たるものであるといえるのである。

 例えば、国際的な良識からいえば、「信仰心」をもっているということは、道徳的人格を証す最高の美徳であり、「宗教」そのものは、道徳的教育の支柱として、最高の位置づけを与えられているものである。そして、天への敬虔なる思いをもち、祈りを捧げ、天上世界の「天の摂理」を信じ、天上世界の神々を信じ、かつ、自己内在の神々を信じ、他者内在の神々を信じ、真なる「信仰心」と「自己信頼」と「他者信頼」をもって、有限なる「理性的実存」として、「謙虚さ」を旨にして、「善く生きる」ことを実践してゆくことは、人格の条件として王道的大道であると考えられているのである。

 一方において、日本国においては、伝統的な様々な宗教的慣習があり、様々な神々が実在されている一方で、「宗教」に対する悪しき先入観が、戦後五十年以上経ても、未だに充分に払拭できず、軽視され、天地人をつなぐ精神的拠り所となりえていないことは、真なる「剛さ」と「やさしさ」と「和」と「愛国心」と「国際性」の源の一つを無くしており、実質的に、心身共なる「繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造」の大道への障害となっているといえるのである。

 故に、日本国の運命を真に開拓し、地球という星の運命を真に開拓してゆく大道は、宗教的精神の価値を「ルネサンス」し、「宗教的精神」の中に、真なる「哲学的精神」と「芸術的精神」を「ルネサンス」し、地球という星における最高最大最深の遺産を創造してゆくことにこそ、「実在」しているといえるのである。

 真なる「時代精神」「絶対精神」「世界精神」の顕現としての「理念(イデア)文化」を多種多様に開花させてゆけば、理念(イデア)文化繁栄大革命が、新生日本ルネサンスとして、新生地球ルネサンスとして、真に大輪の華として開花し、実成してゆくのである。

 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



〔義塾光明祈念歌〕
一即多
   多即一
       なる
         神々の
        天の摂理
   に
      文化
          幸ふ
(貴)



[ 2001年9月15日 ]



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