JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「『リーダーのリーダー』を敬うことを通して 真にリーダーシップを発揮し『活かす愛』を実践してゆけ」



 塾生諸君に述べておきたい。「愛」というものにも「発展段階」が実在し、「奪う愛」「愛する愛」「活かす愛」「許す愛」「存在の愛」という諸段階を考慮に入れていかなければならないのである。そして、政治政策においても、経済政策においても、法律政策においても、教育政策においても、外交政策においても、科学政策においても、文化政策においても、まず、大切なのは、「活かす愛」としてのリーダーの愛であるといえるのである。

 この「活かす愛」の段階において、諸政策の「有効性」を真に判定出来るということが、真なるリーダーの条件であり、真なる哲人の条件であり、真なる学者の条件であるといえるのである。いくら、その動機において「愛する愛」があったとしても、その動機に基づいて立案された諸政策が「有効性」をもっていなければ、真なるリーダーシップは発揮されていないといえるのであり、この「有効性」の判定に関しては、地上的な名声や、社会的立場と必ずしも一致するとは限らず、リーダーと思われている方の中で、ごく少数の方々が、実は、「活かす愛」を体現されているリーダーであるといえるのである。

 その上で、「リーダーのリーダー」にあたる方々が、その「大器」と「無償の愛」(「布施の心」)と「般若の智慧」(「直観的洞察力」)に基づいて、リーダーの方々に適切なアドバイスをなし、リーダーの方々が、「リーダーのリーダー」の方々に心虚しくして「胸」を借りてゆけば、真に「愛する愛」が全うされると同時に、「活かす愛」が、より洗練されて全うされ、さらに、「許す愛」(「天使の愛」「菩薩の愛」「神々の愛」)が全うされ、その上で、理念(真理)そのものとしての「時代精神」「世界精神」「宇宙精神」を、根本的な愛の光として尊重し、具体化してゆけば、天上世界の愛の光が、無限無数に地上世界に供給され、無限無数のリーダーが育成され、リーダーを通して、無限無数のリーダーの卵が育成され、リーダーをリーダーとして敬う、真に「秩序」を尊重した形の「自由」な世界が実現し、「統合」理念を尊重した形の、大いなる愛としての「個性の開花」した世界が実現し、真に、「独立自尊」と「明朗親和」(友愛連帯)と「自治創造」(新時代創造)を旨とした、天地人を貫く生命の光明が、幾世代を超えて、永遠普遍の理念(イデア)そのものとして顕現してゆくのである。

 真に、一握りの「天使」や、「菩薩」や、「神々」にあたる方々の「大器」と「無償の愛」(「布施の心」)と「般若の智慧」(「直観的洞察力」)を尊重し、価値礼拝してゆけば、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。


〔義塾光明祈念歌〕
カリスマ
 に
    神々
 実在
天上の
   善のイデアの
   光
掲げよ
 (貴)



[ 2001年9月10日 ]



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