塾生諸君に述べておきたい。「教育」の根幹とは、自分自身の本質を洞察してゆくことを通して、「人間観」を育み、「世界観」を育み、自分自身の本質を通して、他者の本質を知り、「自他一体」に活かしてゆく「繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造の大道」を実現成就してゆく所に実在しているといえるのである。
故に、常に「教育」の原点に立ちかえって、真なる「教育」とは真なる「哲学」であり、真なる「哲学」とは真なる「人間学」であり、人間としての最高の「悦び」の源であるという価値認識を共有してゆこうではないか。
その意味において、積極財政によって、積極教育をなし、積極的に「人財」を育て導き、「悦び」に満ち満ちた大調和型発展繁栄国家を建設し、真なる世界貢献の柱としてゆこうではないか。真なる国家の盛衰は、真なる「教育」が決定してゆくのであり、「教育」に対する積極的投資と積極的消費こそが、真なる心身共なる「国富」の源となり、真なる「国益」と「地球益」の源となってゆくのである。
真に明朗にして闊達な「悦び」に満ち満ちた「エデュケイション」としての「哲学教育」を、「天才教育」として教え、「成功哲学」「繁栄哲学」「健康哲学」「勝利哲学」「芸術哲学」として、体系的に応用し、実践しつづけてゆけば、様々な分野において、神の国、仏の国、理念(イデア)の国が建国され、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。