JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「『一神教と多神教と一即多』『超越神と内在神と内在的超越神』を
真に『統合』しうる一大光明哲学体系を構築してゆけ」





  塾生諸君に述べておきたい。日本国において、「伝統文化」として最高の「地球遺産」と成るものに、「天照大御神の天意」が「実在」するのであり、「天之御中主神」「天照大御神」以降の一貫した「永遠普遍」の「霊統」としての「天意」の持続性が「実在」するのである。「肉体は本来無い」ものである。「天意」とは、「究極の理念」であり、「究極のイデア」であり、「究極の真理」そのものなのである。故に、「永遠普遍」に「時空」を貫いて「霊統」として持続しうるのである。

 最も大切なものは、日本国においては、「日本精神の実相」そのものであり、「日本精神の理念」そのものであり、「日本精神のイデア」(善のイデア)そのものなのである。そのことをふまえた上で、日本国における真なる「一般意志」の「実相」そのもの、「理念」そのもの、「イデア」そのものを、哲学的に高く広く深く探究し、地上世界に、「真象」として、かの「真珠」の如く顕現させてゆくことこそ、真なる神の国、仏の国、理念(イデア)の国を、心の内にも心の外にも顕現してゆくということなのである。

 このような「理念尊重型自由主義」「理念尊重型民主主義」「理念尊重型徳治主義」は、真なる「法の精神」の下に、真なる「寛容の精神」の下に、真なる「和の精神」の下に、健全に、柔軟に、大調和裡に実現し、同時に、維持しつづけ、時代に応じて「ルネサンス」してゆくということは、全人類の精神文化史において大切なことであるといえるのである。

 真なる「天意」を尊重し、健全で柔軟で寛容な宗教精神を、「絶対精神」の顕れ、「絶対無」の顕れ、「オーバーソウル」の顕れとして「自己信頼」してゆく所から、真なる「国生み」が生まれ、真なる「祭(まつりごと)」が育まれ、真なる「天の栄光」が「無限供給」されてゆくといえるのである。ある面において、プラトンの「イデア論哲学」が、全人類の「永遠普遍」の探究テーマであるように、日本国の「大和の哲学」もまた、全人類の「永遠普遍」の探究テーマであり、経験的叡智の結晶を集大成してゆくことを通して、「地球という星」としての「伝統文化」を真に「醸成」してゆくことを「悦び」としてゆくことが、「新時代」の基本概念であるといえるのである。

 「一神教と多神教と一即多」「超越神と内在神と内在的超越神」「有と無と絶対無」「個人と国家と宇宙」「秩序と自由と個性」等の諸課題を真に「統合」してゆくことこそ、真なる「大和の哲学」の真髄であり、「新時代」の「大和の哲学」の真骨頂であるといえるのである。

 「無知の知」の原点に立脚して、真に一人一人が「フィロソファー」と成り、実人生、実社会、実生活に「光明」を掲げてゆけば、真に日本国の運命は「立命」され、真に地球という星の運命は「立命」され、一人一人の運命は「立命」され、あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。



〔義塾光明祈念歌〕
塩椎の
 
   大神
    又の名
      多宝仏
七つの
燈台
 
   灯は
  点ぜれり
          (貴)         .



[ 2001年7月24日 ]



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