JDR公開理念情報

 「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「真なる『正義感』の教育を通して『理念法学』ルネサンス運動を成就してゆけ」




 塾生諸君に述べておきたい。「法の精神」の真髄とは、「法哲学」そのものに実在するのである。「法治国家」を形骸化するのも、根本的に活かすのも、「哲学者」次第であるといえるのである。かのモンテスキューにしても、ロックにしても、ルソーにしても、カント、ヘーゲルにしても、「法学者」である以前に、「法哲学者」であり、真なる「哲学者」そのものであったということに、深く、広く、高く着眼してゆかなければならない。「哲学者」の根本とは、「正しさ」の本義を探究してゆくことであり、「正義」そのもの、「大義」そのものの根本を探究してゆくことであるといえるのである。

 その意味において、真なる「法哲学」は、真なる「政治哲学」そのものであり、真なる「法の哲学」を洞察出来る方こそ、真なる「政治家」であり、たとえ在野に居られたとしても、実質的に国家のリーダーシップをとっておられるといえるのである。こうした「正義」を司り、「大義」を司る方こそ、真なる「国際的日本武士道精神」を体現している方々であるといえるのであり、真なる「日本の学者」であり、真なる日本国の「文化的独立宣言」を起草されている方々であるといえるのである。

 その意味において、物事を決して形骸化させずに、その真髄となる「生命」を「ルネサンス」し、真に「法の精神」を活かしてゆくことこそが、「国際的日本武士道精神」を、日本国内においても、日本国外の国際法の分野においても真に活かし、国益を増進し、地球益を増進してゆく大道であるといえるのである。

 真に「法の精神」の中に、「魂」と「理念」(イデア)と「良心」と「神性」と「仏性」を顕現させてゆけば、そこから、「新時代」の「理念法学」ルネサンスがおこり、心身共なる繁栄と健康を通した平和と幸福と文化創造の治安大国が、文化大国、精神大国、理念(イデア)大国として顕成してゆくのである。

 真なる「正義感」を、「私」においても、「公」においても「ルネサンス」してゆけば、真に日本国の運命が開拓され、地球という星の運命が開拓されてゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




〔義塾光明祈念歌〕
 
蒼き
 空
  黒き
  
 在り
  鳴の
  静かに
    照らす
   運命
 の 色
(貴)         .



[ 2001年7月5日 ]



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