「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization

　 塾生諸君に述べておきたい。「豪」の人でありながら「情」の人であり、同時に、透徹した「理性」があられるということが、リーダー像を考えてゆくにあたって大切なのである。かの亀井静香元首相候補をはじめとする、「豪」の人でありながら「情」の人であり、同時に、透徹した「理性」のある方が数多くおられるということは、よくよく感謝してゆかなくてはならない。

　 そして、かの坂本龍馬や、勝海舟や、西郷隆盛の如く、弱き者、善良な者を守り導く正義の英雄のような方々が数多く出現してこられなければ、真なる「治安」と「平和」と「秩序」を保ってゆくことは出来ないのである。

　 その意味において、「層が厚い」ということは、「国家経営」を考えてゆくにあたっても、「人財のダム経営」として非常に大切な観点なのである。積極的に「無用の用」の部分を創造し、真に活かしてゆくことによって、自然に、目に見えない所で「有用以上の用」の働きを成されてゆく方も多いのである。

　 故に、「無用の用」として「人財」を積極的に担保してゆくことによって、積極的に「層の厚い」リーダー層を創り、真なる「善意」を結集することによって、真なる「正義」を全うしてゆこうではないか。日本国や地球から、善良な人々を巻き込む「凶悪犯罪」を一つ一つ無くしてゆくことをもって貴しとしようではないか。日本国や地球から、「心の傷」を負った人々を救ってゆくことをもって貴しとしようではないか。

　 それもまた、大切な「祭政」の大道であり、「経世済民」の王道である。真に、「経済」を通して、人々を心身共に豊かにしてゆくということこそ、真なる「繁栄の王道」であり、「理念資本主義の王道」であり、「徳治主義的資本主義の王道」なのである。

　 その意味において、経済社会においても、「健全な正義」というものは実在するのである。国家経営においても、「健全な正義」というものは実在するのである。このような「健全な正義」に目覚められた方々の「善意」が、「清流」の如く「光明の大河」と成ってゆけば、自然にあらゆる災いの源は無くなってゆくのである。「誠」を通した「善意の結集」こそが、真に、あらゆる「災い」を駆逐し、あらゆる「福徳」を招いてゆく永遠普遍の王道なのである。

　 「健全な正義」感覚を「誠の精神」として活かし、伸ばし、育んでゆく文化風土から、真なるリーダーが幾人も輩出し、自国を真に守りながら、地球に真に貢献してゆける、治安大国日本、平和維持大国日本、文化大国日本が真に育まれ、生長してゆくのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。