「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「『日本国民』として『国籍』をもつということが健全な『愛国心』を証するのであり
『国益』と『地球益』につながってゆくのである」





  塾生諸君に述べておきたい。「国籍」を有するということは、その「国家」の運営に参画出来るということであり、健全な「愛国心」をもっていることの証以外の何者でもないのである。

 例えば、アメリカは、典型的な多民族国家であるが、それ故にこそ、「国籍」をもち、健全な「愛国心」をもつということは、当然の義務であり、崇高なる権利であり、使命であり、真なる人格的自由の尊厳を守るための条件であると考えられ、常識、良識としての「コモンセンス」に成っているのである。これは、「日本国」においても同様である。

 「国籍」をもつということは、「法的」にも真なる「日本国民」に成るということであり、「日本国民」として、「日本国」の「国益」に貢献しながら、地球という星の「地球益」に貢献してゆく道を選択してゆくということを、如実に証しているのである。

 その意味において、「日本国」なくして「日本国民」なく、「日本国」なくして「日本国における基本的人権」なく、「日本国」なくして「日本国における公共の福祉を真に全うしてゆく平和と秩序と国際性」などないという「法治国家」の「原点」を、よくよく認識してゆかなくてはならない。そして、「日本国民」としての健全な「愛国心」と「一体感」がなければ、国際国家として真に国際貢献してゆくことも、「日米同盟」を基軸にしながら国際外交してゆくことも、真に出来ないということを、よくよく銘記しなくてはならない。

 現に、「日本国」内に「不法入国者」が多数居り、具体的に犯罪を犯している証拠があり、スパイ行為の実績がある以上、「国籍」をもつということの真義を、「今」程、よくよく問い直してゆかなければならない時期はないといえるのである。ましてや、「日本国」なくして「地方自治」などなく、すべてのすべては、「日本国」の「一部」である「日本国民」が運営してゆくという国政上の常識、良識に立脚して考えてゆけば、「日本国籍」をもたない方の「地方参政権」を認めるということなど、非常識極まりない論議であるといえるのである。

 真に「日本国籍」をもつということの意義をよくよく腑に落とした上で、真なる「国益」を論じ、真なる「愛国心」を論じ、真なる「日米同盟」を論じ、真なる「国際外交」を論じてゆけば、自然に日本国の「生き筋」が観え、日本国の命運を真に切り拓き、地球という星の命運を真に切り拓いてゆく大道が、如実に知見されてゆくのである。

 健全な正論を健全な正義の言論として尊重し、国内的にも、国際的にも、「独立自尊」「自己信頼」「自主独立」の精神をもって、堂々と主張してゆけば、「日本国民」も、「世界市民」の方々も、真に納得されて、「自他一体」に活かしてゆく、真なる繁栄を通した平和と幸福が実現されてゆくしかないのである。あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




〔義塾光明祈念歌〕
国籍の
 重さを
   自覚す
国民の
  愛国心こそ
国際性
成り
(貴) 



[ 2001年5月18日 ]



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