「義塾メッセージ」
Japanese Dream Realization





「国民の国民による国民のための哲学によって運命の開拓を成就してゆけ」



  塾生諸君に述べておきたい。真なる民主主義、自由主義、理念主義を根本から成り立たせてゆくものは、「対話」である。かのソクラテスの対話篇から真なる哲学は始まったといえるが、対話を通して、真なる「国益」を論じ、真なる「地球益」を論じてゆく良き習慣を国民の道徳と成し、倫理と成し、真なる権利と使命と天与の幸福追求の「大いなる夢」であるという認識に立脚するならば、そこから、真に生きた「実学」としての哲学が始まってゆくのである。その意味において、諸国民の、諸国民による、諸国民のための哲学が、「今」こそ必要な時期はないといえるのである。
 哲学をもって自己を律し、自己の中に、神の国、仏の国、理念(イデア)の国を建国し、哲学をもって「自他一体」の良好な人間関係を構築し、「自他一体」に活かし合い、人間関係の中に、神の国、仏の国、理念(イデア)の国を建国し、哲学をもって、個人と社会、個人と国家、個人と世界において、「自他一体」に活かし合い、社会問題の中に、神の国、仏の国、理念(イデア)の国を建国し、哲学をもって、天を愛し、人を愛し、地を愛してゆくことこそ、真なる愛の大道であり、真なる慈悲の大道であり、真なる仁の大道であり、真なる博愛の精神が、公正なる正義精神と、安定した発展繁栄の精神と、一大光明芸術の精神によって真に育まれてゆく時期、そこに、真なる「和解」が成立し、あらゆるマイナスの業(カルマ)が清算され、どのような難局も真に切り拓かれ、真に自己の運命を開拓し、真に会社の運命を開拓し、真に学校の運命を開拓し、真に地域社会の運命を開拓し、真に日本国の運命を開拓し、真に地球という星の運命を開拓してゆくのである。
 あらゆる面において、すべては善くなってゆくしかないのである。




〔義塾光明祈念歌〕
 
透明な
蒼き
空より
眺めれば
 夏めく
アゴラ
理念(イデア)
論ぜり
(貴)           .



[ 2001年5月7日 ]



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