光を掲げよ


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光明は
不断の意志の
所業にて
日々 育て
守り抜くなり

(貴)


涼風の
暑さと湿度
吹き流し
素直な心
青天の空

(貴)


桐一葉
過去の想いを
語りつつ
静かに今を
眺めつつ居り

(貴)


甲子園
白球を打つ
バットには
何故か迎
鐘の音のする

(貴)


法師蝉
愛という字に
鳴き出でて
故郷の鐘
平和祈れリ

(貴)


尾崎には
理念がありし

魂などは
当然のこと


(貴)


赤のまま
歌うことすら
出来ぬ人
ただ朗らかに
歌う人々

(貴)


赤のまま
君こそ歌え
朗らかに
あらゆる「業」
断ち切りてゆけ

(貴)


弁慶草
大らかさこそ
花となし
牛若君と
祭り楽しむ

(貴)


夕月夜
清浄国を
射照して
大円相に
導き給う


(貴)

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