光を掲げよ


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春暁を
仰ぐ花在り
富士山に
鳳凰舞いて
千年謳う
(貴)


子持鯊
川を昇りて
春の陽を
楽しみ遊ぶ
希望のロゴス
(貴)


春の鐘
自由の女神
響かせて
光明の武士
白馬譲れり
(貴)


春の雲
義士の祭に
夢託し
麗わしき花
愛でて柔らに
(貴)


青天に
生命生かさる
悦びに
青さの奥に
春を仰げり
(貴)


初花に
降りたる雪は
古を
語る和歌なり
弥生になりぬ
(貴)


菊若葉
自然の春の
陽光に
心も直く
夢拓くかな
(貴)


西行忌
春如月を
過ぎゆきて
初花の宴
いかに謳わん
(貴)


あおぞらに
透けてゆくかな
春風の
十五の瞳
花に笑えり
(貴)


京の闇
炎の如く
桜萌ゆ
大海の如く
月の輝く
(貴)



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