光を掲げよ
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白梅の
如き気品の
溢れたる
有徳の国
無窮繁栄
（貴）
黄梅の
枝に日ノ笛
舞い降りて
人類の春
告げて謳えり
（貴）
紅梅や
春の雨にも
微笑みて
遠い空へと
夢を描けり
（貴）
末黒野に
小雨降りたる
夕辺にも
吹く風彼方
春の日輪
（貴）
白魚や
春の女神に
誘われ
七海泳ぎ
波と戯る
（貴）
天上の
桃園の華
音となり
繁栄の楽
雛に奏せり
（貴）
菜の花に
桃の花にと
蝶の舞い
川の清水も
悦び匂う
（貴）
「大和」なる
春の都の
黄水仙
エーゲの風に
夢を詩えり
（貴）
シアトルと
中南米の
地響きは
地球の声が
目を覚ましておれ
（貴）
「大和」なる
春日野に吹く
自由風
女神の微笑
時期を示せり
（貴）
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