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「青春の自省録」 | 1986年 6月 |
Japanese Dream Realization |
「青春の自省録」 |
■ Jun,4,1986 | |
「やさしき独立者」でありたい。 いかなるものの価値観にも左右されず、 自分の力で歩いてゆきたい。 孤独が確立することを恐れてはならない。 人間は、そうやって大人になってゆくのだ。 それに、それは、お前が選んだ道であろう。 私があの方の内に見たもの。 それは、「やさしき独立者」の姿であったのだ。 自分の魂が自立できて、 それでも誰か人を愛するというのなら、 その時はじめて、誰かを愛すればよい。 今日から、お前は「やさしき独立者」であれ。 |
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■ Jun,4,1986 | |
自分の過ちを赦せない人は、心から他人の過ちを赦すことはできないであろう。 | |
■ Jun,12,1986 | |
完璧な人間など、この世には一人もいない。 たとえ、外からは、その様に見えなくても、 誰も、それぞれ違った欠点とか、弱さというものを内に秘めているものなのだ。 お前一人だけが苦しいんじゃない。 お前一人だけが悲しいんじゃない。 人間は、必ずしも、完璧でなくていいんだ。 欠点は、欠点としておいておけばいい。 きっと、そこから何か、また違ったものが見えてくるに違いないのだから。 他人の過ちを赦してやろう。 他人の弱さを赦してやろう。 自分の弱さで赦してやろう。 少しずつでいい。 ゆっくりでいいから、明日に向かって歩もうよ。 |
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■ Jun,13,1986 | |
未来に不安なんて抱かなくていい。 つまらない計画なんて立てなくていい。 その時、その時を精一杯生きていれば、それでいい。 その統一性は、自然と後からついてくるのだから。 今までのあなたの姿もそうだったではないか。 もっと後に、思い出になってはじめて、 その部分部分が神秘的な結びつきを有していることに気付いたのではないか。 |
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■ Jun,13,1986 | |
人はどうして哲学するのでしょうか 哲学の無意味さを実感するためだよ 人はどうして愛するのでしょうか 愛のはかなさを実感するためだよ 人はどうして神を信じるのでしょうか この世に神なんていないからだよ それでも 人は 生きるのでしょうか … … … … もう やめよう いとしき人々よ、そんな世界観は全くのウソだよ。誰がなんといおうとも、心の奥底から聞こえる声は疑えない。そんな世界観を一回聞けば、それに反対する宇宙の声が十回する。心の声が十回する。 だから、私は、悲しめば悲しむ程、神を信ずるのだ。 だから、私は、さめればさめる程、理想を信ずるのだ。 いとしき人々よ、そんなに悲しまなくてもいい。 すべては、あなたが人生にさめる程に、傷つく程に、無数の神秘を、永遠の神秘を奏で返してくれるものなのだから。 |
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■ Jun,24,1986 | |
私の心は時間を超えている。 過去の悲しかったこと、苦しかったこと、 過去の楽しかったこと、うれしかったこと、 いろいろな時代があって、いろいろな場面があった。 でも、そういう自分自身の姿をみつめている、 この私の心は変わらない。 今も現に、私の心には、私自身のこうした人間の姿をも映っているではないか。 私の心は、私自身ではない。私という人間ではない。 |
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■ Jun,24,1986 | |
肉体的属性 ‖ 肉体的本能 ← 感情 理性による統合 精神的本能 ← ‖ 魂的属性 言葉とは無為の状態に湧きおこった感情に一定の枠付けをして、方向と目的を与えるためのものである。 言葉はコップであり、感情はジュースである。 |
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